今回、私が所属する公益社団法人神奈川県塗装協会小田原支部青年部の恒例イベントである「塗装ボランティア活動」に参加しました。
今年は、会員の一人が幼少期を過ごした、箱根町強羅にある児童養護施設の屋上にある鉄骨手すりと物干しの塗装を行う「恩返しボランティア」です。
この施設の屋上は、毎年子どもたちが箱根の夏の風物詩「大文字焼き」を観賞する大切な場所です。今年は、きれいになった屋上で気持ちよく大文字焼きを楽しんでもらいたいという思いから、事前に打ち合わせや日程調整を重ね、この活動を実施しました。
塗装前の状態
こちらが塗装前の写真です。


前回の塗膜が剥がれ、至るところにサビが発生していました。手すりとして使われているものの、サビがひどく、安心して触れられない状態でした。
まずは「ケレン作業」からスタートします。古い塗膜やサビを丁寧に除去し、塗料がしっかり密着するよう下地を整えていきます。
ケレン作業が完了したら、次は錆止め塗料を塗布します。
鉄部は、いきなり仕上げ塗料を塗るのではなく、下地処理がとても重要です。錆止め塗料を塗ることでサビの発生を抑え、鉄部の腐食を防ぎ、より長持ちする塗装に仕上がります。
これは住宅の塗り替えでも同じです。換気フードや水切りなど、住宅には多くの鉄部が使われており、それらも同様に錆止めを塗ってから仕上げ塗装を行います。
仕上げ塗装
錆止めが十分に乾燥したら、いよいよ仕上げ塗装です。
今回は、周囲の景観にもなじむ落ち着いたグレー系の色で仕上げました。青年部のメンバー全員で協力しながら、一つひとつ丁寧に塗装を進め、きれいに仕上げることができました。
こちらが塗装後の様子です。


今回のボランティア活動では、職員の皆さまや子どもたちからたくさんの感謝の言葉や笑顔をいただきました。私たちにとっても大変やりがいのある活動となり、塗装という仕事を通して地域に貢献できる喜びを改めて感じることができました。
今年の大文字焼きを、きれいになった屋上から子どもたちが楽しく眺めてくれたら、とても嬉しく思います。

